

B’z「ウルトラソウル」はなぜ長年愛されるのか。ライブ定番曲になった理由と、B’zライブ・チケット人気まで解説 イラスト(スクール革命!)
「ウルトラソウル」は何のために作られた曲だったのか
B’z(ギタリストの松本孝弘とボーカリストの稲葉浩志からなる日本のロックユニット)の「ultra soul」は、2001年3月14日に発売された31枚目のシングルです。そしてこの曲は、もともと「世界水泳福岡2001」大会公式テーマソングとして世に出た楽曲でした。つまり最初から、スポーツ中継や大会の高揚感と結びつく“応援歌”“勝負曲”として広まった側面が大きいです。2011年には新録の「ultra soul 2011」も「世界水泳上海2011」テーマソングとして起用されており、この曲と世界水泳の結びつきはかなり強いものがあります。
この出自を知ると、「ultra soul」がなぜここまで広く浸透したのかが分かりやすくなります。もともと大舞台に挑む選手たちの緊張感、爆発力、勝負どころの一瞬を盛り上げる役割を担っていたからです。B’zのロックとしての熱量と、スポーツの“ここ一番”の空気が最初から噛み合っていたわけです。
日本テレビ「スクール革命!」内のゲームイメージ用のイラストになります。
イラストと分かりやすいタッチで描いてあります。また、このお洋服でのお二人のお写真は存在しません、洋服はオリジナルなります。背景のライブ会場もオリジナルになります。
松本孝弘さんも稲葉浩志さんも別レイヤーのイラストになっております。
なぜ「ultra soul」はこんなに盛り上がるのか
この曲が強いのは、イントロからサビまでの推進力が非常に分かりやすいことです。加えて、サビ終わりの「ultra soul!」「Hey!」という決めの構造が、観客参加型のフックとして完璧に機能します。歌そのものが強いのはもちろんですが、ライブやスポーツ会場で“みんなで同じ瞬間を作れる”ことが、この曲の最大の強みです。
しかも歌詞の内容も、ただ前向きなだけではありません。「どれだけがんばりゃいい 誰かのためなの?」という問いから始まり、迷いや限界を抱えながらも最後に突き抜けていく流れになっています。単純な応援ソングではなく、苦しさを通った先で爆発する曲だからこそ、長く支持されるのだと思います。
シングル版はリズム隊が打ち込みだった
ファンの間でよく話題になるのが、「ultra soul」のシングル版はリズム隊に打ち込み要素が強いという点です。これに対して、アルバム『GREEN』収録の 「ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)」 は、ギターソロ違いだけでなく、生音感が強くなったバージョンとして知られています。公式ディスコグラフィでも『GREEN』収録曲としてこの別バージョンが確認できます。
この違いが面白いのは、同じ「ultra soul」でも、シングル版は2000年代初頭らしいデジタル感と切れ味があり、別バージョンや後年のライブアレンジでは、よりバンドの肉体性が前に出るところです。だから「音源で聴くultra soul」と「ライブで浴びるultra soul」は、印象がかなり違います
「ultra soul」は何パターンあるのか
厳密にどこまでを“別パターン”に数えるかで答えは変わりますが、公式に追いやすい主要バージョンだけでも少なくとも次のような系統があります。
まずオリジナルのシングル版。次に『GREEN』収録の Alternative Guitar Solo ver.。さらに2001年の曲を新録した 「ultra soul 2011」。そして海外配信作品『B’z』に入った再録版 「Ultra Soul」 です。加えて、シングル「GOLD」の2nd beatとして 「ultra soul ~Splash Style~」 というアレンジ版もあります。
つまり、ファンがよく話題にするだけでも4〜5系統は押さえておきたい曲です。B’zの代表曲はたくさんありますが、「ultra soul」ほど再録やアレンジ違いが“用途”と結びついて語られる曲はそう多くありません。世界水泳、アルバム、ライブ、海外向け配信と、その都度少しずつ姿を変えてきたのがこの曲の強さです。
「ultra soul」なんて英語は存在するのか
ここは気になる人が多いところですが、“ultra soul”は標準的な英語の定型表現とは言いにくいです。英語としては、ultra は「極端な」「超〜」のような意味を持つ語・接頭要素で、soul は「魂」「精神」「本質」などの意味を持つ普通名詞です。ただ、この2語を組み合わせた ultra soul が、主要英語辞書で一般的な熟語として定着しているわけではありません。
だからこのタイトルは、自然な英会話フレーズというより、B’z独自の造語感・キャッチフレーズ感が強いと考えるのが近いでしょう。逆に言えば、その“ちょっと変だけど強い”感じが耳に残るとも言えます。スポーツ中継で何度も流れ、ライブで何度も叫ばれるうちに、日本では完全にB’zの言葉として定着しました。
なぜライブ定番曲になったのか
「ultra soul」は、B’zのライブでほぼ“勝ち確”のように盛り上がる曲です。2020年の配信ライブで行われた「B’z LIVE演奏回数ランキング」では、「ultra soul」が1位だったとMusicmanが報じています。稲葉浩志さん自身も「『ultra soul』におんぶに抱っこですね(笑)」と語っており、B’z側もこの曲のライブでの強さを自覚していることが伝わってきます。
ライブ定番になる理由は明快です。イントロで分かる、サビで爆発する、客席が参加できる、最後に“Hey!”がある。この4点がそろった曲は強いです。しかもB’zのライブでは、稲葉さんの煽りと松本孝弘さんのギターが合わさることで、音源以上に身体感覚のある曲になります。だから「ultra soul」はただの代表曲ではなく、会場の空気を一気にひっくり返せるライブ兵器として定着したのだと思います。
B’zライブの醍醐味とは何か
B’zライブの醍醐味は、松本孝弘さんのギターと稲葉浩志さんのボーカルという、二つの強い個性が真正面からぶつかり合うところにあります。BARKSは、B’zのライブについて「ふたつのヒーロー像がぶつかり交わりシンクロするエンターテイメント」と評しており、これはかなり的確だと思います。単に演奏が上手いだけでなく、二人の存在そのものがライブの軸になっているのです。
さらにPleasureツアーのようなベスト選曲型ライブでは、ヒット曲が惜しげなく並ぶのも大きな魅力です。BARKSのライブレポートでも、Pleasureシリーズは“ベストアルバム的選曲”の醍醐味があると書かれています。つまりB’zライブは、楽曲の強さと、二人のスター性と、会場全体の一体感が重なる場所です。だから何度でも行きたくなるのだと思います。
B’zチケットはなぜ“争奪戦”の印象が強いのか
「B’z チケット」「B’z ライブ」で検索する人が多いのは、行きたい人の母数がとにかく大きいからです。公式サイトを見ると、B’zのチケットは B’z PARTY先行、Club-Gym、B’z TICKET、マッチングシステム、機材席開放時の直前販売 など、複数の申し込み導線が整えられています。これだけ複数のルートがあるのは、それだけ需要が高く、参加希望者が多いからだと考えるのが自然です。
実際、B’zは大規模ツアーでも直前販売や注釈付きチケット販売が行われることがありますし、マッチングシステムまで用意されています。これは裏を返せば、B’zライブは行きたい人が非常に多く、最後までチケットを探す動きが続くということです。だから「B’z チケット」が検索され続けるのも当然ですし、B’zライブの人気そのものがSEO的にも強いキーワードになっているわけです。
まとめ
「ultra soul」は、もともと世界水泳福岡2001の公式テーマソングとして生まれた曲でした。しかしそこから、B’zの代表曲であり、ライブの定番曲であり、スポーツ中継の象徴であり、みんなで叫ぶ曲へと育っていきました。シングル版の打ち込み感、別バージョンの生音感、2011年新録、ライブでの爆発力――そうした複数の顔を持ちながら、20年以上第一線で愛され続けているのは本当に強いです。
そしてB’zライブの醍醐味は、その「ultra soul」が最もよく分かる場所でもあります。松本さんのギター、稲葉さんのボーカル、会場全体の一体感。その体験を求めて、多くの人が毎回チケットを探し、「B’z チケット」「B’z ライブ」と検索するのだと思います。B’zのライブに行きたい人にとって、「ultra soul」はただの名曲ではなく、会場で浴びるべき曲なのです。

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