大映ドラマ「乳姉妹(ちきょうだい←”ちちしまい”じゃないです)」伊藤かずえ、渡辺桂子、森恵 イラスト / 出演者のあらすじと相関図/クライマックスまでの最大の焦点/大映ドラマ=麻倉未稀の主題歌も

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大映ドラマ「乳姉妹」伊藤かずえ、渡辺桂子、森恵 似顔絵イラスト

「乳姉妹(ちきょうだい)←”ちちしまい”じゃないです」は、1985年にTBS系で放送された大映テレビ制作の人気ドラマで、大映の“少女シリーズ”第7弾として位置づけられています(全28話)。タイトルからしてすでに濃厚な人間ドラマの香りが漂いますが、まさにその期待を裏切らない、血のつながらない姉妹たちの愛憎と葛藤が描かれた作品です。

この作品は1985年4月16日から10月29日まで、TBS系列の火曜20時枠で全28話が放送されました。大映テレビとTBSの共同制作で、吉屋信子の少女小説「あの道この道」が原作となっています。

入れ替わった出生から運命が交錯するふたりの少女、愛と憎しみ、三角関係、暴走族、ヤンキー化といった展開が描かれる 。

イラストにつきまして、上記のカットは白黒のものしかネットにございません。カラーで描いてありますのでこれ1点ものになります。背景はオリジナルです。4:3の画角のものを16:9で描いてあります。本データは1920×1080です。

物語は、春の暴風雨の夜に同じ海辺の産院で生まれた二人の少女が、なんらかの手違いで乳姉妹の関係になったことから始まります。一人は大財閥・大丸家の令嬢・千鶴子(演:伊藤かずえ)、もう一人は漁村育ちで新聞配達などで家計を支えるしのぶ(演:渡辺桂子)。18年後に二人は出会い、血筋をめぐる確執、三角関係、復讐、暴走族との縁、ヤンキー化など、まさに大映ドラマお得意のドロドロ展開が繰り広げられます。

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主演キャストには、大映少女シリーズ常連の鶴見辰吾(大丸家の養子・雅人役)、伊藤かずえ(千鶴子)、松村雄基(路男役)という顔ぶれに、新人の渡辺桂子(しのぶ)や森恵(耐子)らが加わり、世代交代と緊迫感が融合したキャスティングが際立っていました。

「乳姉妹(ちきょうだい)」は、少女たちを巡る愛憎と運命の綾を丹念に描きながら、最後まで一気に見させるドラマ構成と演出で、今なお大映テレビ黄金期を象徴する作品として評価されています。

大映ドラマ『乳姉妹』の出演者のあらすじと相関図(軽くネタバレありますのでお気をつけください)

「乳姉妹(ちきょうだい)」の物語は、同じ夜に生まれた二人の赤ちゃんが、出生直後に身の上が入れ替わって育てられてしまう運命の物語です。一人は漁村に生まれた松本しのぶ(渡辺桂子)、もう一人は東京の大財閥・南部開発の一人娘、大丸千鶴子(伊藤かずえ)。その誤解は二人が18歳になったときに明らかになり、姉妹と思っていた関係は激しい憎しみと葛藤へと変わっていきます。

しのぶは漁師の父・龍作(井川比佐志)と母・静子(岩本多代)に育てられ、堅実で愛情深い性格。一方、千鶴子は大丸剛造(高橋昌也)の元で育ち、プライドが高く、自信満々で気まぐれな令嬢として成長しました。彼女たちの間に、剛造の養子であり婚約者でもある雅人(鶴見辰吾)が存在し、さらにしのぶに想いを寄せる暴走族のリーダー・路男(松村雄基)も絡むことで、恋愛と家族の複雑な四角関係が展開します。

千鶴子は自分の出生が偽りだったと知った途端、深い絶望に襲われ自殺未遂を起こし、荒んだ世界に迷い込みます。そこで路男との出会いがあり、不良少女としての一面を見せるようになる中で、路男は父を亡くした恨みから千鶴子に復讐心を抱きつつ、それがやがて愛情へと変化していくという激しい心の移ろいが描かれます。

一方のしのぶは雅人への淡い恋心を抱きつつも、千鶴子への深い姉妹愛や憎しみと向き合いながら、家族と自分自身を守る道を模索します。物語の後半では、路男が剛造を刺そうとした際に千鶴子がかばって深手を負い、そのことで三者の想いはさらに交錯。重病を抱えながらも、千鶴子の心に芽生えた本当の愛が誰に向けられているのか──それがクライマックスまでの最大の焦点となります。

物語全体を通して浮かび上がるのは、愛は血のつながりを超えるものという普遍的なテーマ。誤解と入れ替え、復讐と赦し、プライドと優しさ、人は何を抱えて生き、誰に心を開くのか――そうした昭和的な激しさと人間ドラマの深みに溢れたストーリー展開が、28話の中で凝縮されています。

登場人物たちの関係は以下のように絡み合っています。

大丸剛造が育ての父となる千鶴子。雅人はその婚約者であり、しのぶにとっても救いとなる存在。しのぶは漁村で平凡ながら真摯に生きる少女で、姉への複雑な感情を抱きつつ、家族と未来を守ろうとする。路男は復讐に燃えながらも千鶴子へ惹かれ、その心模様はまさに激流のように変化していきます。

このドラマの魅力は、血の背景よりも葛藤する心の動きに真正面から向き合うところ。誰もが正しくて誰もが苦しく、どこかで許されたいと願う登場人物たちの姿が、昭和の大映ドラマらしい色濃い演出と共に、強く、時に痛々しいまでの感動を呼び起こします。

主題歌は麻倉未稀さんの「RUNAWAY」。『スチュワーデス物語』の曲「What a Feeling」や『スクール☆ウォーズ』曲の「ヒーロー」

主題歌は麻倉未稀の「RUNAWAY」で、ドラマのオープニングでは芥川隆行による情感あふれるナレーションも話題となり、昭和のメロドラマ的世界観をさらに引き立てています。​

「夜明けのランナウェイ」(Runaway)は、1985年に麻倉未稀によってカバー された「RUNAWAY」がTBS系大映ドラマ『乳姉妹』主題歌に起用された(その後、ドラマに出演していた伊藤かずえもカバーした)。

ただし、もともとの原曲は、アメリカのソウル/R&Bグループ The S.O.S. Band の「Just Be Good to Me」などで知られるような80年代R&B系ではなく、Bonnie Tyler(ボニー・タイラー) の「Holding Out for a Hero」のような、いわゆる“パワフル女性ヴォーカルのカバーソング”という流行の延長線上で、日本でも「洋楽カバー」を主題歌に起用する動きがありました。しかし「乳姉妹」の「RUNAWAY」に関しては、以下の経緯があります。

麻倉未稀は大映ドラマの顔とも言える歌手で、『スチュワーデス物語』の「What a Feeling」(映画『フラッシュダンス』のカバー)や、『スクール☆ウォーズ』の「ヒーロー」(Holding Out for a Heroの日本語カバー)でも知られています。

その流れで「乳姉妹」にも起用され、「RUNAWAY」もまた原曲の洋楽をベースにした日本語カバー曲です(原曲の「Runaway」はBon Joviのそれとは別物です)。

この「RUNAWAY」に関しては、後年になってカバーをした人もいますが、ドラマ本編で使用されたのは麻倉未稀バージョンのみです。麻倉未稀は自身のベストアルバムやライブでこの曲を何度も披露しており、現在でも「大映ドラマ=麻倉未稀」の代名詞的存在として語られています。

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「乳姉妹」を英語で言うと

「乳姉妹」は英語にすると、直訳ではmilk siblings” または “milk brothers/sisters”になります。

この表現は英語圏では馴染みが薄いため、文脈を添えて説明するのが自然です。例えば:

“They were milk siblings, raised together and nursed by the same woman, though not biologically related.”

(彼らは乳兄弟で、同じ女性に育てられ、授乳されながら一緒に育ったが、血縁関係はなかった。)

アラビア文化圏やイスラム圏では「milk kinship(ミルクの親族関係)」という概念が存在します。これは、同じ女性の母乳で育てられた子どもたちは「兄弟姉妹」とみなされ、結婚も禁じられるという慣習です。この場合は英語でも:す。

・milk kinship

・milk sibling

・foster sibling(※広義には育ての兄弟という意味)

という語が使われることがあります。

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