
スラッシャー映画の金字塔『13日の金曜日(Friday the 13th)』シリーズとジェイソンの魅力とは? イラスト
『13日の金曜日(Friday the 13th)』シリーズとは?:『13日の金曜日』シリーズは、1980年に公開されたホラー映画『Friday the 13th』を起点とするアメリカのスラッシャー映画シリーズで、12作品以上の映画とテレビシリーズ、ゲーム等の関連作品を生んだ人気フランチャイズです。シリーズは一連のホラー作品として多くのフォロワーと文化的影響を与えてきました。
映画本編は以下のように展開します(順不同ではなく基本的公開順・流れ):
- 『13日の金曜日Friday the 13th』(1980年)
- 『13日の金曜日 Part2/the 13th Part 2』(1981年)
- 『13日の金曜日 Part3/ the 13th Part III』(1982年)
- 『13日の金曜日 完結編/the 13th: The Final Chapter(』1984年)
- 『新・13日の金曜日/Friday the 13th Part V: A New Beginning』(1985年)
- 『13日の金曜日 PART6/ジェイソンは生きていた!/Friday the 13th Part VI: Jason Lives』(1986年)
- 『13日の金曜日 PART7/新しい恐怖: The New Blood』(1988年)
- 『13日の金曜日 PART8/ジェイソンN.Y.へ/Friday the 13th Part VIII: Jason Takes Manhattan』(1989年)
- 『13日の金曜日/ジェイソンの命日/Jason Goes to Hell: The Final Friday』(1993年)
- 『13日の金曜日X/ Jason X(2001年) ← 宇宙(スペース)へ進出するジェイソン
- Freddy vs. Jason(2003年) ← クロスオーバー作品
- Friday the 13th(2009年) ← シリーズリメイク版([ウィキペディア][2])
特に『Jason X』では世界軸がかなり未来の世界となっており、ジェイソンが宇宙船内で暴れまわるSFホラー展開となっています。アンドロイドとの戦いなどあり、どこかエイリアンと思い出させます。また、PART6と7では、バタリアンのキャストも起用されています。
♂️ 『フレディ vs ジェイソン』の意義
2003年公開の『Freddy vs. Jason』は、同じくホラー界の有名キャラである『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーとの対決を描いたクロスオーバー作品です。これは元々ファンの夢として語られていた企画で、ついにスクリーン上でジェイソンとフレディが戦うシーンとして実現しました。
フレディを倒すのに、ジェイソンを仕向けるなど面白い展開もあります。
興行的にはシリーズ屈指の成功を収め、全世界で1億ドル以上を稼ぎ出しています。
ただしこの作品はどちらかと言えばファン向けの夢の対決として作られた側面も強く、両シリーズファンの間でも好みが分かれる作品です。
♂️ 評判が分かれる2009年リメイク版
2009年に『Friday the 13th』としてリメイク版が制作されました。これはオリジナル第1作から第4作の要素を1本にまとめた構成で、現代の映像技術を使ったリブートが試みられました。
ボックスオフィスではそこそこの成績を収めたものの、批評家評価は低く、オリジナルシリーズの持つ恐怖と持ち味を完全には再現できなかったと批判されることも多いです。

イラストは、ジェイソンと、背景は別レイヤーになっております。1920×1080の16:9のサイズになっております。
ジェイソンとは?ホッケーマスクの巨体殺人鬼
シリーズを象徴する存在が ジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)。
最初の映画では幼くして溺死した少年として語られますが、続編『Part 2』以降に登場する大人の殺人鬼としてシリーズの中心となります。
ジェイソンの最大のビジュアル特徴は、ホッケーマスク。
これは『Part III』で登場したことで一気に定着し、ホラー映画史上もっとも認知される象徴的アイコンの一つとなりました。
彼は驚異的な身体能力と不死性、無言で迫る巨大な姿で若者を次々と襲う、スラッシャームービーの代表的な殺人鬼として確立されています。
『13日の金曜日』(1980)が大ヒットした要因
1980年に公開された『Friday the 13th(13日の金曜日)』は、当初B級ホラー映画として制作されたにも関わらず、世界的な興行収入約5,980万ドルという大成功を収め、後に続編やスピンオフを生む大ヒット作になりました。
当時の背景として、1978年の『ハロウィン』の成功が大きなきっかけになっています。『ハロウィン』がスラッシャー映画のテンプレートを提示すると、ほかの製作者たちが「恐怖とスリルを安価で観客に届ける方法」を模索するようになりました。これを受け、『13日の金曜日』は先行作の成功例を踏襲しつつ、さらに過激な恐怖表現を盛り込んだことで観客の支持を集めたのです。
そして決定的だったのが、劇場公開時に大手スタジオが配給したこと。通常こうした低予算ホラーは小さな劇場で細々と公開されるものだったのに、パラマウントが米国内配給を、ワーナー・ブラザースが海外配給を担当するという体制が整い、多くの観客の目に触れるようになりました。結果として、批評家の評価は賛否両論でも、幅広い観客にリーチし、話題性を呼んだのです。
また、映画自体の演出が観客の想像力を刺激するタイプの恐怖を使っていた点も支持されました。舞台となるクリスタル・レイクの湖畔に漂う不穏な空気、静かな導入、そしてジワジワと生じる恐怖の蓄積が、当時の映画ファンにとって新鮮だったのです。
スラッシャームービーとは何か?
『13日の金曜日』が属する スラッシャームービー(slasher movie) は、1970年代後半〜1980年代にホラー映画の一大ジャンルとなった形式です。特徴としては:
- 一定の舞台(キャンプ場、家、森など)で
- 若者たちが一人ずつ追い詰められて殺されていく
- 無言の殺人鬼/怪物が中心的敵になる
- 低予算で制作可能でありながら視覚的な恐怖を重視する
…といった構造を持つことが多いです。
このフォーマットは、『ハロウィン(Halloween)』(1978) が先駆けとして一般的に成功し、その後『13日の金曜日』が大ヒットすることで、1980年代のホラー映画を代表するスタイルとして定着しました。
スラッシャームービーは、「殺人鬼の視点(POV)」や“犠牲者が徐々に数を減らしていくサスペンス”といった手法を進化させ、観客に直接的な恐怖体験をもたらす映画ジャンルとして、中核的ポジションを確立しました。「13日の金曜日」では、この手法がよく使われました。彼が歩いているときは特徴的なBGMが流れるほどです。
🎼 ジェイソンのPOVシーンで流れる不穏なBGM — ハリー・マンフレディーニの仕事
『13日の金曜日』シリーズの音楽全般を手がけたのは、アメリカの作曲家 ハリー・マンフレディーニ(Harry Manfredini)。彼は初代『13日の金曜日』(1980)を始め、シリーズの多くの作品に不気味で印象的なサウンドスコアを提供しています。
マンフレディーニのスコアは、シンプルでありながら映画の恐怖感を徹底的に押し上げる特徴があります。実際、 「2つのコードだけで構成される」「メロディよりも不協和音・緊張感で恐怖を演出する」 といった作りが指摘されるほどで、”音楽そのものが“もうひとつのキャラクター”として機能しています。
これが、ジェイソンのPOV(ポイント・オブ・ビュー)ショットや“静かに、しかし確実に迫る瞬間”に合わせて流れると、視聴者は「ただ歩く」映像すら不安に感じるようになるわけです。音だけで「何かがこっちに向かってくる」という感覚を植え付けるような仕組みが、シリーズ全体に流れています。
“ki‑ki‑ki, ma‑ma‑ma” の効果 — サウンドデザインの象徴
シリーズ中でも特に象徴的なのが、ジェイソンの存在を音で示す**“キキキ、ママママ”に聞こえる効果音です。これは実際の台詞ではなく、マンフレディーニが音の“断片”を重ねた結果として生まれた不気味なシグナルで、世界中の観客が『13日の金曜日』と聞くと真っ先に思い浮かべる音になっています。まるでジェイソンの呼吸のように聞こえます。
この効果音は、POVショットやジェイソンの接近を知らせるときに効果的に使われ、視覚的恐怖だけでなく聴覚的な恐怖の予兆を生み出しているんだ。映像だけでなく“音の切迫感”が恐怖を積み上げるスタイルは、ホラーBGMとしても非常に評価されています。
POVのショットで不穏なコードが流れるたび、視聴者は“殺人鬼の感覚”に入り込み、逃げ場のなさや追跡されている感覚を音で体験します。こうした音楽の使い方が、シリーズを単なる斬撃映画以上の“恐怖体験”にしているんですね。
13日の金曜日』とその類似作品
スラッシャームービーが人気ジャンルとなると、三角関係の怖さだけでなく、映画製作者たちは「恐怖設定の変化」で新たな作品を出していきます。『13日の金曜日』のようなキャンプ場ホラーをきっかけに、同じような構造を持つ作品も生まれました。
🍂 『ザ・バーニング(The Burning)』(1981)
その代表的な例が1981年公開の『The Burning(ザ・バーニング)』です。これは夏のキャンプ場を舞台にしたスラッシャー映画で、キャンプ場の管理人が事故で重傷を負って復讐のために若者たちを襲うストーリーです。
このように、「夏の森/キャンプ場」という舞台を活かした恐怖演出は、70〜80年代のホラー映画の定番的なロケーションとなりました。
👻 その他のスラッシャー映画
ジャンル全体としては以下のような作品が知られています:
- 『ブラック・クリスマス(Black Christmas)』(1974):クリスマスの館を舞台にした初期スラッシャー
- 『死霊のはらわた(The Texas Chain Saw Massacre)』(1974):リアルで暴力的な恐怖を描く
- 『エルム街の悪夢(A Nightmare on Elm Street)』(1984):夢の中で殺人鬼が襲う超自然的スラッシャー
- 『サマーキャンプインフェルノ』:これもキャンプ場ホラーです。こちらは続編が「レディジェイソン」とつくほど、似た作品になっております。
これらの作品群は、スラッシャームービーが「ただの殺人鬼ホラー」ではなく、多様な恐怖の設定とテーマを持つジャンルだということを示しています。
なぜスラッシャームービーが流行したのか?
1970年代後半〜80年代初頭は、ホラー映画のビジネスモデルが変わり始めた時期でもありました。大作映画とは異なり、低予算で制作しつつ高い興行成績を狙えるという点が映画会社にとって魅力的だったのです。『13日の金曜日』のように低予算映画が大手スタジオ配給で全国公開され、観客の人気を得た例はこのモデルの成功例として語られます。
また、登場人物が比較的若者中心であることや、残酷描写を恐れずに見せる演出は、当時の観客に新しいタイプの恐怖体験をもたらし、「同じ展開でも誰がどう死ぬのか」という楽しみ(恐怖?)がリピーターを生み出しました。
『スプラッターハウス』──ジェイソン風主人公のホラーゲーム
映画とは別ジャンルだけれど、ホラーとアクションを融合させたゲームとして話題になるのが『Splatterhouse(スプラッターハウス)』という作品です。
これは1988年にナムコからリリースされた横スクロールのアーケード・ホラーアクションゲームで、主人公 リック・テイラー が恐怖の館「スプラッターハウス」で恋人を助けるために怪物たちと戦います。
PCエンジン版など家庭用への移植もされ、当時はホラー映画のような強烈なビジュアルと暴力表現が特徴でした。
主人公がホッケーマスクに似た仮面を被っている姿は、ジェイソンを彷彿とさせる部分があるため、ホラーゲームとして当時の映画ファンの心をつかんだ面があります。
Jason Voorhees Illustration
As a professional illustrator based in Japan, I created original fan art and character design illustrations of Jason Voorhees from the Friday the 13th franchise.
My artwork captures the iconic horror elements of Jason—his hockey mask, imposing figure, and eerie atmosphere—while incorporating my signature style.
The illustration was used in a themed article about slasher films, exploring the legacy of Friday the 13th, Jason’s evolution through the movie series, and his cult popularity worldwide.
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●イラストワーク(仕事で描いたイラストのサンプルを置いています。全部じゃないです)
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